夜泣きの対処法!お母さんがつぶれてしまう前に

赤ちゃんの握った手生活

毎晩のようにはじまる子供の夜泣きに悩んでいるお母さんはいませんか?

ただでさえ妊娠出産育児と続いてお母さんは大変なのに、毎日夜泣きされては当然かなり追い詰められた状態なのではないでしょうか。

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寝不足とストレス

気力体力が十分だとしても、初めての育児で手探りでやってるわけです。3か月くらいまではどうしたって寝不足な状態が続きます。3時間づつきっちり寝てくれるならまだしも、そこに夜泣きが加わったらほぼ寝た気がしないでしょう。

当然体力がゴリゴリ削られるうえに、子供の泣き声はキリキリ頭に刺さります。

本当にご苦労されてると思います。だ非情なことを最初に言ってしまいますが、これをすれば必ず夜泣きはしなくなる、短期間で治まるというような特効薬的なものや方法はご紹介できません。ごめんなさい。

経験者としてこういう方法を試した、結果こういう思考に至ったなど、あくまで参考の一例としてでよろしければ、このまま続けてお読みください。

私にも子供が2人いますが、2人とも夜泣きしました。特に最初の娘はものすごかったです。

私が出産した病院は完全個室で生んだ当日からお母さんの病室にベビーベッドを入れて連れてきてくれるんですが、あんまりにも泣くので「お母さんが休めないから」と3日目くらいで連れていかれてしまいました。

抱いてあやしてやるとすぐ寝るのですが、そーっとベッドに降ろしてもちょっとするとすぐフギャフギャです。人肌というか包まれてる感じが無くなると不安なんでしょうが、新生児ってもう少しこう、睡眠に特化してるものと思っていたのですが。最初からそんな調子でした。

人によっては、抱き癖つくからあんまり抱かないほうが良い。しばらく泣いたら諦めて寝るから。と言う人もいましたがとんでもない。ぐぬぬぬと歯を食いしばりながら抱くのを我慢していたら泣きすぎてひきつけ起こしそうになったので諦めました。私の負けです。

3か月くらいまでは3時間おきに起きるのは普通ですが、もう個人差があって既に5,6時間寝てくれる子もいるようです。近所のお友達の子はへたしたら朝まで寝てると言ってました。非常に羨ましかったです。

でも他の子と比べてはいけません。うちの子はうちの子でほかの子ではないのですから。

娘は夜泣きするだけならまだしも、何か月たっても昼寝も夜寝も寝つきが悪く、そのくせ短い時間で起きてしまいます。結果娘自身の睡眠時間が足りずいつでもぐずってる状態。ずっと抱っこして抱っこして今考えると何をするにも抱っこしてました。

精神的にやられました。後述しますが、鋼のメンタルの私がボロボロです。

私が試した対処法

以下に私が実践した方法を。

昼夜の区別をつける


最初はどうせ3時間ごとに起きるから昼夜ない生活になりますが、それでも夜は灯りを暗くしてください。明るいうちは起きていて夜暗くなったら寝るという生活習慣をつけていかなくてはなりません。

これは夜泣き云々ではなく子育てに関わることだと思いますが、人間の生体はやはり明るいときは活動して暗くなったら就寝するのが適しているそうで、幼少時にその習慣をつけておかないと体内時計が狂ったり精神的にも不安定になると聞いたことがあります。

医学的にそれが証明されているのか真偽のほどはわかりませんが、少なくとも私はそれを信じて学校にあがるまでは8:30就寝を守らせていました。どうせ添い寝してもすぐに寝るわけではないのですが、寝付くまで1時間かかろうが2時間かかろうが8:30には床に入らせます。

時間が無駄だと感じるなら一緒に寝てしまっても良いです。子供が寝付いたらその後自分の用事を片付ければ良いですし、家事なんて多少手を抜いてもぜんぜん大丈夫です。

我が家はゲームや漫画など一切規制せず(食事中は別)そうとう緩く育てたと思うのですが、就寝時間だけはきっちり決めていました。

学校にあがるようになったら9時です。育ってきたらそうそう言うことはききませんが、それでもベッドには押し込みます。その後部屋で何をしてるかはわかりませんがそこら辺は自己責任で。

夜泣きに効果があったかはわかりませんが、少なくとも2人とも睡眠障害的なものは未だに一度もないです。息子なんていつのまにかのび太です。いつでも5秒で就寝です。

あんなに夜泣きしてたのに!

対策グッズ

娘はおしゃぶりです。

息子は耳かきのふわふわと、ベビーベッドで使っていたタオルケット。ライナスの毛布ならぬタオルケットですね。

時計の音を聞かせるのも良いとも聞きました。お腹の中で聞いていたお母さんの鼓動と勘違いするのだとか。私は冷たくて起きちゃうんじゃないかと思って試していないのですが。あ、タオルとかで包めばいいんですかね。

色々試して何か気にいりの物が見つかればラッキーです。なにか安心するものを探してあげましょう。もちろん夜泣きで起きた時は興奮してますからある程度落ち着かせてからです。ギャンギャン泣いているのにおしゃぶりを突っ込まれても本人は泣きたいのだから離してしまいます。

抱っこしてあやしても泣き止まない時って、もしかして半分寝てるような状態なんじゃないかと思うようになりました。普通に寝付くときもコトンと寝てしまうんじゃなくて、眠くなってきたら必ずグズる子がいます。

眠気に任せてうまく寝付けない、ひとりではうまく寝付くことを習得していない。

娘がまさにそれで、夜泣きする時は眠いのに起きてしまって本人もイライラしている状態なのかな、と。「眠いなら寝れば良いのに」と思いますが、そうできない事情もあるのでしょう赤ん坊的に。多分、きっと…。

起きてる時はたくさん遊ぶ

起きてる時にあんまり遊ばないと身体が疲れてないから、ぐっすり眠らないんだという理屈ですね。夜泣きについて調べるとわりとよく言われる事です。

ただこれについては、私はちょっと納得しきれないです。

小さい子って動けるようになると、どこにそんなパワーが!?っていうくらい動きませんか?走ったり歩いたりするようになればもちろんの事、ハイハイや寝返りしかできない時だってコロンコロンしてません?

まだ寝返りがうてない時でさえ手足動かして、見て触って周りの声を聴いて色んな情報を吸収してるわけです。泣くのだってあれ相当な労力使ってるんじゃないかと思うんですよね。

どちらかと言うと身体の疲労じゃなくて脳の疲労のが関係しているのでは?と私個人は思っております。だっていつもの日常と違うときのほうが夜泣き激しかったりするんですもの。

例えばお正月に実家に行って泊まった時とか、お母さんと子どもが集まる何らかのイベントとか、いつもの母と子のまったり日常とはちょっと違う日ですね。当然たくさん遊びます。構って貰えるしはしゃぎます。これだけ疲れたら今日はぐっすりかと思ったら。

泣きます。夜泣きです。しかも激しいです。

身体よりも興奮した時のが夜泣き激しいことから、知恵熱と同じようなことかな?と思うようになりました。そう思い込むと、「脳処理追いつかないか、がんばれがんばれ」とちょっと余裕が出てきました。

散歩・ドライブ

有効。静かな振動は適度な刺激として心地よいものなのでしょうね。

泣き止んで落ち着かせるにはとても良い方法だと思います。なんなら車に乗ってる限り寝ていてくれたりしますし。

ただ、寝付いたからと言ってそのまま布団に大人しく寝てくれるわけではない…。

車から降りるときもそーっとそーっと夜風にもあてないように、忍び足でベッドまで行き、私の腕から離脱成功!ほっとしたその10分後に泣き始めるあの徒労感。

結局また抱っこしたまま私も気絶するように眠るわけです。

メンタル

子供のではない、もちろんお母さんのメンタルです。

ミルクやおしめはもちろん、昼間たっぷり一緒に遊んであげてお風呂(沐浴)に入れてリラックスさせて出来うる限りのことをしてるつもりなのに、無くならない夜泣き。

もしかして自分の愛情が足りないからかしら?とかいう心配が芽生えていませんか?

私はバリバリ芽生えました。さらに疑心暗鬼になり、このままノイローゼになって”虐待”とかしちゃったらどうしよう、とかまで考えました。

いいですか?そんなこと絶対ない!ですから。

第一子ならば全てが初めての経験です。経験則からの自信なんて持ちようもないのに、 寝不足のふらふらで身体的にも追い詰められて不安になるのはわかります。きっとこれが高じてノイローゼになるのだろうな、という心境まで私もなりましたから。

でもあなたがそこまで追い詰められているのは、「精一杯のことをしてあげたい」と思ってることの証です。誰もあなたの代わりにはなれません。

寝るのがへたな子はいます。だから一人で寝付ける方法を教えて環境を整えてあげましょう、と専門家に言われるかもしれません。つまり抱っこしてあやす以外で自分で寝れる習慣をつけてあげましょうと。

でもそれってつまりは、抱いてあやして寝かしつけて欲しい赤ちゃんの望み、ではないことを教え込むってことですよね。全てが望むままになるものではないと躾けるのは大事かもしれません。しかし赤ちゃんがお母さんを求めるのは当たり前のことだと思うのです。

私は、もうずっと抱っこしてようと思いました。泣き止まなくて、辛くて、一緒に泣いてしまっても、泣けばいいやと思いました。結局甘やかしてるだけなのかもしれませんが、それならとことん甘やかしてやろうとも。

開き直ってからは心に余裕が出来ました。疲れたら子供と一緒に寝る。家事が少々溜まろうが気にしない。身体が辛くなったら実家(車で30分)に行って休ませてもらう。結果、言葉を覚えて意思疎通ができるころになるとひとりで寝付くのも大分上手になりました。

2歳も過ぎると、夜中の夜泣きにも全く動じなくなります。言葉をかけて、ぎゅっと抱きしめて一緒に布団にはいってあげればすぐ寝付きます。生まれた最初から「寝る」ことに関してはずっと戦ってきたので経験値は十分です。

3歳を過ぎてもそれ以降になっても、頻度は少ないですが突発的な夜泣きはありました。でも大丈夫です。大人だって怖い夢をみて飛び起きることもあるでしょう?

子供はあっという間に成長します。

まとめ

これはあくまで私が自分の考えで育てた、ただの一例に過ぎません。

考えの違う方も、環境も人それぞれでしょう。

可能ならまわりの人(旦那は本来一緒に悩むべきですね、実家、友人など)を頼ったり、それがあまり期待できない環境なら公的機関に相談するのもひとつの方法です。

子育てに正解なんてないと私は思います。辛いのはあなた。決めるのもあなたです。

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