羽毛布団を洗濯したよ!猫のおしっこ付きなのでクリーニング一択

生活

北海道の冬には必需品?かどうかはわかりませんが、あったら嬉しい羽毛布団。

保温効果が抜群で通気性もよく雲に包まれてるかのように軽く、寝具としては最上位に位置する羽毛布団ですが。

寝具ですから寝ている間に汗も吸うし当然汚れていくわけです。

だから今回は羽毛布団の洗濯の話…としたいとこですが違うんです。

これはそんな真っ当な話じゃありません。

スポンサーリンク

これは事故です

そもそも事件が起こったのは今から20年程前の話。

この時点で不穏な気配が漂いますが、事件のあらましは簡単です。

当時私のふたりの子供(娘と息子)は羽毛布団を使っていました。

そして我が家には子供たちより年上の(つまり子供が生まれるより前より飼っている)私の愛猫(アメショ、雌)がおりました。

もうおわかりでしょう。

娘が寝ている羽毛布団の上で!愛猫が!しゃぁぁぁぁっと…。

夜になされていて、しかも布団の丁度真ん中より上です。つまり娘が寝ている腹か背中に乗ってしたことになります。

いったい何があったんだ!?

普段トイレ以外でそそうをするようなコじゃないんです。

恨まれてそんな嫌がらせをされるような事を娘はしてしまったのでしょうか?笑

粗相ですから厳しく叱りました、が、叱ったとてやってしまったものはどうしようもありません。

猫のおしっこって強烈に臭い!じゃないですか。キャットフードしか食べてないのにどうしてあんなに臭いんでしょうね?もはや刺激臭。

この布団オワタ…。

でも当時羽毛布団は高級品。そこそこの値段はしました。捨てるに捨てれない。

そこで私がどうしたかというと…、無かったことにしました。

つまり20年間放置です。笑

羽毛布団を洗濯する方法

なぜすぐそこでクリーニング出さない!?と天の声(みなのツッコミ)が入りそうですが。

いつかいつかと思ってるうちに20年経ってしまっただけです。ふふ。

羽毛布団を洗濯する方法はいくつかあります。

クリーニングに出す

今回は猫のおしっこがかかった布団ですからクリーニング一択です。

さすがに20年経つと匂いは無くなっていましたが、衛生的にも心理的にもやはりクリーニングでしょう。

先の、親切なクリーニング屋さんにまたしてもキワモノのお持ち込みです。

コインランドリーを利用する

クリーニングに出すのはそこそこの料金がかかります。

もっと安価で済ませたいならコインランドリーがおすすめ。

綿や羊毛は駄目ですが、羽毛布団は実はコインランドリーでも洗えます。

大容量や全自動の洗濯機が設置されてますし、シングルの羽毛布団1枚なら料金もおよそ1500円ほどで済みます。

注意事項としては、

  • 水洗いできるか(羽毛布団の表示で確認)
  • 洗濯機で洗えるか(羽毛布団の表示で確認)
  • キルティング加工されているか(加工なしだと羽毛が偏る)
  • 生地が傷んで破れている所はないか(ほんの小さい穴でもそこから羽毛が飛び出る)

これらをチェックしたうえで、

  • 容量的に余裕をもった洗濯機を選ぶ
  • しっかり最後まで乾燥させる(カビの原因)
  • 乾燥機は高温ではなく低温にする(高温だと羽毛が傷む)

と洗いあげてください。

もし万が一、洗って乾燥も終わったのにぺしゃんこ!

え、失敗した!?布団ダメにした!?

となっても慌てないで下記の「自分で洗…う?」の”失敗してしまった場合”を参照しましょう。

自分で洗…う?

これはあまりおすすめしないので詳しい説明は省略しますがが、サラッと説明しますと自分で洗う方法としては、

  • 全自動洗濯機で洗う
  • お風呂で手洗いする

という方法があります。どちらもまずは下記チェック。

  • 水洗いできるか(羽毛布団の表示で確認)
  • 洗濯機で洗えるか(羽毛布団の表示で確認)
  • キルティング加工されているか(加工なしだと羽毛が偏る)
  • 生地が傷んで破れている所はないか(ほんの小さい穴でもそこから羽毛が飛び出る)

布団がまるごと大物洗いできる大容量の洗濯機を持っていない方や、洗濯機がダメ表示の場合は必然お風呂で手洗いすることになります。

これは中々の重労働になります。水分を含んだ布団ってものすごく重いです。おそらくまともに絞ることも難しいです。

洗濯機でやるならそこらへんはクリアできますが、自分洗いでネックになるのはそのあと、乾燥です。

布団丸ごと入る大容量の乾燥機をお持ちの方や、自宅に乾燥室を完備してたりする場合はチャレンジしても良いかもしれません(自己責任で)。

しかしそれ以外は自然乾燥ということになります。

  • 外で天気が良く湿気の少ない日で、でも陰干しで風通しの良い場所に干しましょう。

注文多い…。

  • 干す時間は、2,3日です。

おいっ!?ってなりませんでした?

私はなりました 笑

天気の日を選んでも、それが3日続くかなんてわかりません。

でもまあ、それくらい乾燥が大事ということでもあります。

自宅で洗って乾燥はコインランドリーという方法もあります。大型乾燥機がありますので乾かし放題。

濡れた布団を運ぶのも大変なので私なら最初からコインランドリーで洗いますが、それはお好みで。乾燥機だけならもっと安価に済みますしね!

失敗してしまった場合

コインランドリーにしろ自宅で洗うにしろ、自分でやるとどうしても失敗するリスクがあります。

失敗例の多くは、ぺしゃんこになった!あきらかにボリュームが減った!というものです。

わたあめを思い描いてみてください。あの空気を含んでふわふわのわたあめ。

あれを舐めたり濡らしたり、またはぎゅっと固めて空気を押し出してしまうとあのボリュームはなくなってしまいます。

例えが微妙かもですが、それと同じように羽毛布団も中の羽毛のひとつひつつが開いてふんだんに空気を含むことによってあのボリュームになっています。

ですが水分によって羽毛が開いてなかったり固まった状態になっていると空気を含みません。

だからしつこいくらいに乾燥乾燥いうんですね。

ですからぺしゃんこになった場合、まずはしっかり乾燥させること。自然乾燥で無理ならコインランドリーに持ち込んで。

ですが、もうこれ以上無理!ってとこまで乾かしてもボリュームが戻らない場合もあります。

その原因として考えられるのは、汚れが落ち切っていない、ということです。

水分ではなく汚れのせいで羽毛が空気を含めない状態ですね。

家庭用洗剤では効果に限界がありますし、長年の汚れが蓄積されていたら1度の洗濯では落ち切らない可能性が高いです。

その場合は、

クリーニング屋さんにお願いしましょう!

最終的にはそれかよっ!ってなるかもですが 笑

だって餅は餅屋です。専門の業務用洗剤はやはり違いますし。

ただし、クリーニング屋さんに持ち込む前に今一度お持ちの羽毛布団を確認してみましょう。

布団クリーニングは安くはないです。何度か利用すれば新しい布団が買えてしまいます。

お持ちの羽毛布団がグースダウン90%以上とかなら問題ないです。クリーニングにお金がかかってもそれだけの価値はあります。おそらくクリーニングしたらちゃんと復活してくれるでしょう。

ですが、ダックダウンや、ダウン率が80%以下とかなら…。

正直ダックダウンにそれほどお金をかける価値はうぅ…ン?まあ個人の価値はそれぞれですが。

ダウン率が例えば70%としたらほぼ3分の1は羽毛以外のものが入ってるという事です。洗濯によって羽毛以外のものが変質していたとしたらボリュームは戻らないかもしれません。

ヤなこと言いましたが、損をしないためには情報は大事。吟味したうえで判断しましょう。

クリーニングに出した場合

クリーニングはもちろん私御用達の、親切なクリーニング屋さんにお願いしました。(ドレープカーテンをクリーニングしましょう

料金

シングルの羽毛布団1枚で5000円です。

セミダブル、ダブルと大きくなるにしたがって+1000円で、6000円、7000円。

安くもないですが相場ですかね。

月に3回ある20%引きの日を狙って行きましたので、4000円+税で実際に支払ったのは4400円です。

余談ですが違う20%引きの日に、息子のもう着なくなった雑巾みたいな(またか)背広類まとめて出して9800円を7840円でしてもらったり。

大きいものほど20%引き、尊いです。

キャンペーンや割引など上手に利用していきましょう。

かかる日数

だいたい10日~2週間という所が多いです。

私の時も10日でした。

ネットでは即日仕上げなんて文字も見ますが、私の近隣では1週間より早いとこは見当たりませんでした。

まぁ北海道の田舎ですから 笑

お急ぎじゃなければ料金の割引など利用できる時を狙ってシーズン前など余裕をもってお願いすれば良いと思います。

結果発表

さて我が愛猫におしっこされた可哀そうな羽毛布団がクリーニングから帰ってきました。

まだ簡易ビニールから出したばかりなので少々へたってる感じですが、その後普通に膨らんでもふもふです。

持ち込みしたときよりボリュームが減っても増えてもいない感じです。

あ、おしっこされただけで初めからたいして汚れてもへたってもいませんでしたからね!笑

問題のシミ部分です。表生地だと柄があってわかりずらいので布団の裏側(貫通した部分)です。

ほんのり、というかはっきりシミです。

そりゃね!20年放置してますしね!笑

それを思えば予想よりずっとシミが薄いです。

どうせカバーかけちゃうし。ヨカッタヨカッタ

羽毛布団の洗濯まとめ

ということで羽毛布団の洗濯についてでした。

  • 羽毛布団を洗濯する方法は三つ
  • クリーニング、コインランドリー、自分で洗う
  • クリーニング以外は自己責任でしっかりチェック
  • 失敗した!と思ってもあわてない
  • (猫におしっこかけられたらすぐクリーニング)

コメント